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© 三崎港えいあん丸 All rights reserved.

思い出のコンピューター5〜X68000雌伏篇

思い出のコンピューター5〜X68000黎明篇からの続き、

1987年3月のX68000デビューは私にとっても鮮烈なものだった、パソコンといえば白くて四角くてモニターの下に置くのが当たり前だった時代に、なんともスタイリッシュなツインタワー形状ではないか、そしてグレーの色合いもいい、前方後円墳などとあだ名をつけられたマウスも、蓋を外せばトラックボールとして使えるなんていうギミックも物欲の虫を刺激しまくった、インターネットなどない時代、雑誌媒体での一報のあと、さらなる情報を求めて、展示品を見に秋葉原まで足を伸ばしたりした、

当時使っていたMZ2500は購入から2年と経っていなかった、「買い換える」にはかなりの「理由」が必要だ、家内と何よりも自分自身を納得させるために、カタログや雑誌での続報で情報を得た、だが、その概要がわかればわかるほど、購入には二の足を踏まざるを得なかった、

この頃、「船宿用の顧客管理システム」などと称してパソコンを売り歩いている業者がいて、うちにも営業をかけてきた、中身は型遅れのPC9800にお粗末な住所録ソフトを乗せてプリンターとセットにしただけの代物で、総額140万円とか言っていたなぁ、うちのシステム半値で売り歩こうかなぁ…と半分本気で思ったものだ、

というのも2年弱の間に改造による改造の末にメインルーチンとサブルーチンが複雑に絡み合ったぐちゃぐちゃのプログラムではあったものの、基本的な顧客管理プログラムとしては十分に完成されていたし、市販のタックシールにレイアウトを合わせた3段枠組み印刷や足の遠のいたお客さんを自動判別してデータベース本体から切り離す(なにせメモリーも少なかったし記憶媒体は1MBのフロッピーしかなかったので顧客データ全体を1MBに抑えなければならないという制約もあったので)など、思いつくたびに新機能を組み込んだ自分なりに満足のいく仕上がりになった顧客管理システムだったのだ

他にも、いくつかの自作プログラムはそのままでは当然X68000では動かない、

心の師と仰ぐ祝一平氏の言葉にある「ちまちましたマシンで走るちまちましたプログラム」が手元に溢れるほどあってそのほとんどが自作であり、プラットホームを移行するには一から移植しなければならないのだ、

それでも、最初は楽観していた、X68000は事実上のX1の後継機種、Basicで書かれたプログラムならば多少の手直しでなんとかなるだろう、と、たかをくくっていたのだ、MZ2500にはシャープ固有の命令系でプログラムが書けるS25BasicとX1に実装されていたものに近いM25Basicの二つが用意されていて、私のプログラムは皆M25で書かれていたからだ、

だが、X68000に実装されていたのは全くの新しい言語X-Basicというもの、雑誌に掲載されていたプログラムの例文を私は全く理解できなかった、それはまるでもっと別の、そう、例えばpascalとかfortrunとかの高級言語のような、優雅で、格調があって、そして何よりも取っ付きにくそうだった…

X-Basicの一番の売りは、サブルーチンを「関数」としてライブラリー化することでユーザー固有のツールボックスを作り、別のプログラムからも再利用できるという…のちに流行った「オブジェクト指向」の走りのような概念だが、そのためにX-Basicでは行番号を必要としない…
いやいや、そんなこと言ったって、こっちは長年行番号に依存したメインルーチンとサブルーチンの行ったり来たりで長々としたプログラムをこさえてきたんだよ、今更行番号なしって言われたって、

実機を買う前にX-Basicの参考書を買って大まかな概念を把握する、つまりはMZ2500で長々とひとまとめに作った顧客管理プログラムのサブルーチン一つ一つをバラバラにしてX-Basicの「関数」に落とし込み、新たに作ったメインルーチンから呼び出してやればいい、が、2年がかりでこじらせた私のプログラムは、サブルーチンから別のサブルーチンに飛んだり、サブルーチンの先頭を無視して直接途中のループに「行番号を指定」して飛んでみたり、メインルーチンとサブルーチンの境も曖昧で、もはや書いた自分でもきちんと全容を把握などできない、

「だから言っただろう、まずはフローチャートを書いてって…」などと2年前の自分に悪態をつくが、これはもう、一から顧客管理ソフトを作り直したほうがいい、だが、それも気が重い、結局、この悶々とした煮えきらない状態は1年続くことになる…

次回、思い出のコンピューター5〜X68000策謀篇に続く…

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